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泰安、生活支援金支給へ…原油事故後初めて

事故から53日…1世帯当たり最高291万ウォン(約33万円)
忠清南道泰安(チュンチョンナムド・テアン)の原油流出事故で被害を受けた住民たちに、緊急生活支援金が早ければ29日から支給される。

昨年12月7日に事故が発生してから53日目のことだ。

泰安郡は28日「原油流出事故の被害を受けた住民たちに1世帯当たり74万~291万ウォン(約8~32万円)の緊急生活費を支援することにし、支援金を8つの邑・面(ウプ・ミョン、韓国の行政単位)に配分した」と明らかにした。


邑と面ごとに配分にされた生活資金は▽泰安邑43億7000万ウォン(約4億9200万円)▽安眠(アンミョン)邑46億7000万ウォン(約5億2640万円)▽高南(コナム)面15億4000万ウォン(約1億7360万円)▽南面22億5000万ウォン(約2億5360万円)▽近興(クンフン)面52億1000万ウォン(約5億8730万円)▽所遠(ソウォン)面65億3000万ウォン(約7億3610万円)▽遠北(ウォンブク)面43億5000万ウォン(約4億9060万円)▽梨原(イウォン)面21億9000万ウォン(約2億4700万円)だ。

生活資金は泰安郡内の2万5508世帯のうち、1万8757世帯を対象に支援される。世帯別には最高291万6600ウォンで、最低74万6862ウォン(約8万4000円)だ。支援金を配分される各邑と面は28、29日の2日間、審議委員会を開いて世帯別支給額を最終決定した後、直ちに個人口座に入金する。

生活費配分基準は世帯数と汚染海岸線の長さ、漁場許可面積、漁業従事者数、漁船数、飲食・宿泊業者数、基礎生活受給者数など7つの項目を個別指標とし、このような個別指標30%と被害規模70%を合算した。邑・面別の被害規模を反映するために被害を受けた邑・面を4等級に分け支給額を計算して適用した。等級はA等級(所遠・遠北面)、B等級(所遠・梨原面)、C等級(南面・安眠・高南面)、D等級(泰安邑)に配分した。

ソン・ナクチュン泰安郡水産課長は「村・世帯別の要求をすべて受け入れることが難しいため、検討に検討を重ねて支援基準案を設けることになった」と述べ「今週中にも生活資金の支給が完了する見通しだ」と明らかにした。特別災難地域に指定された6つの市と郡のうち、泰安のほかに瑞山(ソサン)、保寧(ポリョン)、舒川(ソチョン)など3つの市と郡も生活費支援基準を用意した。また唐津(タンジン)、洪城(ホンソン)でも一両日中に審議委員会を開き、支給基準を決定する予定だ。



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