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ナジラ・シャイマさん(34歳、女性)はバングラデシュで5年間判事として働き、昨年1月に初めて来韓した。修士課程で‘開発と協力’というテーマを研究するためだった。開発途上国だった韓国が‘漢江(ハンガン)の奇跡’を成し遂げた現場も自分の目で確かめてみたかったという。
ナジラ・シャイマさんにとって韓国はどんな国なのだろうか。
「どこに行っても‘早く早く’という言葉を耳する。自分の目には韓国人は本当に仕事熱心な国民として映っている。平日はいつも仕事をし、週末には楽しく遊ぶ。仕事をしている時はとても勤勉で集中力もすごい」。
グアテマラ、ホンジュラス、ガーナなど開発途上国の‘アルファウーマン’ 27人が24日、梨花(イファ)女子大で開催された「Ewha-KOICAE(韓国国際協力団)修士課程」修了式に出席した。
梨花大国際大学院とKOICAEが開発途上国女性指導者の養成を目的に無償で行っている課程だ。‘アルファウーマン’とは、自国では公務員や省庁所属研究員として勤務していた有能な女性をいう。
タンザニア出身のレニさん(30歳)は地域開発と女性・児童分野の公務員。韓国に来た当時、北朝鮮の核問題が国際問題として浮上していたため、家族が反対したという。
「いざ韓国に来てみると平和そのもので驚いた。板門店(パンムンジョム)にも行ってみたが、北朝鮮と対峙しているのに何ともなかった」
レニさんは「爆弾酒(ビールと焼酎を合わせたもの)と一気飲みが好き。特にマッコリ(韓国のにごり酒)がおいしかった」と語った。
匿名希望のイラク出身学生は「韓国に来た直後、夜に学校の近くでコーヒーとドーナッツを食べたが、こんなに平和な国に来ているのかと思うと涙がこぼれた」と振り返った。
写真=左からルシアさん(グアテマラ)、シャイマさん(バングラデシュ)、レニさん(タンザニア)
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