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ポスコ、鉄鋼を値上げ

ポスコが来月1日の注文分から主要製品の価格を一斉に引き上げると22日、明らかにした。 ポスコ側は「熱延鋼板など主要製品が、競合他社や輸入品に比べて安く供給されながら生じた市場の歪みを正すため」と説明した。

熱延製品は現在より1トン当たり6万ウォン高い58万ウォンに、熱延製品を加工した冷延製品は6万5000ウォン高い60万5000ウォンに引き上げられる。 今回の値上げは06年7月以来1年6カ月ぶり。

現代(ヒョンデ)製鉄が先週1トン当たり64万ウォンに値上げしたことで、ポスコとの価格差は12万ウォンになった。 中国産(65万ウォン水準)とは価格の差がずっと開いていた。 輸入材の価格がポスコの製品よりも高くなったことで輸入が急速に減り、需要業者の鉄鋼材確保に困難が生じていた。 ポスコの一部の製品が中国産として流通することもあった。


ポスコは一般用厚板の価格も1トン当たり7万5000ウォンに引き上げることにした。 厚板は国際オファー価格が1トン当たり900-1000ドルずつ上昇しているが、造船用厚板の価格は据え置いた。

ポスコの関係者は「昨年10月に造船用厚板の価格を引き上げたという点、また国内造船産業に大きな影響を及ぼすという点を勘案した」と説明した。





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