曺宰榛（チョ・ジェジン、２７）が３度目のイングランド行きの飛行機に乗った。

ニューカッスルとポーツマスとの交渉が失敗に終わった曺は、薛琦鉉（ソル・ギヒョン）が所属してるフラムへ向かった。フラムは最近、曺宰榛に「２日間、共にトレーニングをしながら交渉を進めよう」という意向を示し、１５日、招請状を送ってきた。


曺宰榛は躊躇することなく１６日、英国へ出国した。１７日と１８日（現地時間）の２度に渡りチームの訓練に合流した後、入団交渉を行う。

曺宰榛の可能性を高く評価したのはフラムのデービッド・マクナリー団長だ。マクナリー団長は以前、ニューカッスルよりもはるかに良い条件で彼を獲得しようとした。しかしローリー・サンチェス監督が更迭された上、トッテナムに１-５と大敗し、団長本人さえも辞任の危機に立たされていた。危機を収拾した彼は、新しく選任されたロイ・ホジソン監督に曺宰榛を推薦し、ホジソン監督は「ひとまず練習を一緒にしてみよう」と話し、交渉への可能性を開いた。

曺宰榛のエージェントであるＩＦＡスポーツの関係者は「今回が最後の交渉だという覚悟で英国へ出発した。フラムが出してきた条件が非常に良く、今回こそ必ず交渉が成功をするよう願っている」と話している。