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<野球>斗山球団、金東柱への‘62億カード’撤回

自由契約選手(FA)の金東柱(キム・ドンジュ、32)の敵は‘時間’だ。 年俸問題については長引くほど不利になる。

国内に残留するなら今月15日まで契約を終えなければならない。 FAであるため、規定上、この日を過ぎた場合、今年の試合に出場できない。

海外へ行く場合、それ以降も外国チームとの契約が可能だが、すでに戦力補強が終わり、選手の価値は低下するしかない。


◆横浜が最後の希望=金東柱は6日、日本横浜ベイスターズ球団との接触のため現地に渡った。 しかしその間、韓国野球委員会(KBO)には1件も身分照会要請はなかった。 横浜との交渉も、球団側が希望したのではなく、金東柱側の要求で行われたという。

横浜には日本代表チームで三塁手を務める村田修一がいる。 村田は昨年、36本塁打を放ち、セリーグ本塁打王になった大砲だ。 横浜が2年・40億ウォン(約4億3000万円)を期待する金東柱の要求に応じるかどうかも未知数だ。

◆原点から出発すべき=古巣の斗山(トゥサン)ベアーズが昨年末、歴代最多の‘4年・62億ウォン’カードを出した当時、時間はまだ金東柱の‘味方’だった。 大物FAが米国へ向かう中、日本球団がその空白を埋める代案として金東柱に目を向け、斗山球団側は焦る気持ちで財布を開いた。

しかし年を越してから状況は逆転した。 日本からの反応が予想以下だと確信した斗山が当初の条件を撤回した。

三星(サムスン)ライオンズ球団の金応竜(キム・ウンリョン)社長が最近、私的な席で関心を見せたが、関心で終わる公算が大きい。 三星側の関係者は「現在、グループの雰囲気が良くないうえ、数年前にFAの沈正洙(シム・ジョンス)・朴鎮万(パク・ジンマン)に高額を投じた後、批判が少なくなかったため」と説明した。



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