海洋水産部・姜武賢(カン・ムヒョン)長官は9日、ソウル鐘路区桂洞(ジョンログ・ケドン)の海洋水産部庁舎でブリーフィングを行ない、韓国中部・忠清南道泰安(チュンチョンナムド・テアン)の沖合約8キロの黄海上で7日、香港籍のタンカーが浮きドックと衝突した事故に関連「流出した原油が南方に広がっている」とし「漁業に被害が及ばないよう全力を尽くしている」と述べた。
また「泰安半島の海岸線150キロメートルのうち、原油が流れ出した17~20キロメートルの沿岸の被害は深刻だ。漁業への被害が懸念される」とした。続いて、姜長官は「被害の復旧には、最低2カ月以上がかかる。被害が特定地域に集中しているものの、環境の面ではさらに拡散していないのが幸い」と語った。
当局は、油回収船やフェンスを使用して原油の拡散防止に取り組んでいるほか、船103隻などを出動させて対応にあたっている。また、泰安の沿岸警備当局者によると、9日には人員がさらに拡充される。現地の沿岸では、住民1200人以上が岩などに付いた原油を落とす作業を行っている。
また「泰安半島の海岸線150キロメートルのうち、原油が流れ出した17~20キロメートルの沿岸の被害は深刻だ。漁業への被害が懸念される」とした。続いて、姜長官は「被害の復旧には、最低2カ月以上がかかる。被害が特定地域に集中しているものの、環境の面ではさらに拡散していないのが幸い」と語った。
当局は、油回収船やフェンスを使用して原油の拡散防止に取り組んでいるほか、船103隻などを出動させて対応にあたっている。また、泰安の沿岸警備当局者によると、9日には人員がさらに拡充される。現地の沿岸では、住民1200人以上が岩などに付いた原油を落とす作業を行っている。
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