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ソマリア沖の海賊掃討へ…軍事力連携進める

韓国と第三国の船舶を拉致(らち)してきたアフリカ東部ソマリア沖の海賊を掃討するため、軍事力を動員した救助活動が進められている。

外交通商部(外交部)と海洋水産部の代表団は20日(現地時間)、英ロンドンで開幕した第25回国際海事機関(IMO)総会で「ソマリア領海内での救護に向けた軍事活動」を保障する決議案の採択を進めている。外交部当局者は「英国・フランス・デンマークなど海賊から被害を受けた国々と共同で、ソマリア領海内で救助作戦を展開できる実質的方策について協議する予定だ」とした。

ソマリア沖では今年に入り9月まで、26件の海上拉致事件が起きている。だが、海賊が領海内に逃走すれば、それ以上救助活動を行なえなかった。先月28日、ソマリア近海で日本の船舶が海賊に乗っ取られた事件で、米海軍はソマリア政府の承認を得て領海内まで追撃した。だが、承認の過程に時間がかかり、乗っ取られた船を救助できず、海賊の船一部だけを撃沈。


政府関係者は「国際社会がソマリア領海内での救助作戦に合意すれば、ソマリア政府に海賊掃討作業の不可避性を説明し、例外的承認を要請する計画だ」と説明した。



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