プロ野球の斗山（トゥサン）ベアーズが変わった。自由契約選手（ＦＡ）を宣言した金東柱（キム・ドンジュ、３１）に「４年・最高６２億ウォン（約７億５０００万円）」というカードを取り出した。

提示額のレベルで歴代ＦＡ史上最高記録だった０４年の沈正洙（シム・ジョンス、三星)の４年・最高６０億ウォンを超えた。これは新人有望株を発掘・育成した後、高額年俸のスターに成長すれば移籍させてきた過去の斗山のイメージとは大きく異なる。


金東柱は「日本に進出できず韓国に残ることになれば斗山を選択する」と話しており、近く超大型契約が実現する見通しだ。


斗山のベッティング事実が伝えれた１６日、国内野球界は衝撃を包まれた。某球団長は「これほどになるとは思わなかった。今後のＦＡ交渉の基準が急上昇した」と話した。

斗山ファンは「斗山が消極的なマーケティングから抜け出し、フランチャイズスターの価値を積極的に評価した」と歓迎したが、一部では「毎年１００億ウォン台の赤字を出しているプロ野球でバブルが大きすぎる」という批判も出ている。