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国立バレエ団のプリマバレリーナ(バレエ団の最高位の女性舞踊手)、キム・ジュウォン氏(30、写真)がヌード写真を撮影したことをめぐり議論が広がっている。
ファッション専門紙「ヴォーグ(VOUGE)」韓国版の10月号に、同氏の上半身ヌード6枚が掲載されたこと(中央日報10月24日付・11面に報道)に関連、24日、各種のポータルサイトでは激しい議論が展開された。「芸術に向けた勇気ある行動」と賛成する声と「あえて公開する必要があったのか」と非難する声が交差している。
キム氏の名前は終始検索ランキングのトップになっている。同誌に載せられた写真の中には、キム氏がトーシューズ姿で上半身を露出したまま破格のポーズを取っている写真もある。キム氏は昨年、バレエのオスカー賞とされる「Benois de la Danse」を受賞したトップクラスのバレリーナ。
これに関連、国立バレー団は25日、人事委員会を開くとしている。朴仁子(パク・インジャ)団長は「キム氏が事前に撮影計画をバレー団に知らせなかった点について優先的に話しあう」とし「懲戒措置を取る問題については現在としては決まっものがない」と語った。人事委員会にはキム氏も出席する予定だ。
キム氏のヌード写真は来月中旬に、ソウル・大林(デリム)美術館で開催されるフォトグラファー、キム・ヨンホ氏の個展でも紹介される予定だった。『体(Body)』というテーマの写真展には、キム氏のほかに、ユニバーザルバレエ団・プリマバレリーナのカン・イェナ、国立舞踊団の最高位舞踊手イ・ジョンユン、国立バレエ団の元最高位舞踊手イ・ウォングク、振付師キム・パンソン氏らが登場する写真作品およそ50点が展示される。
当初の意図とは異なり波乱を起こす状況になったのを受け、カン・イェナ氏は作品の展示を拒否した。写真家キム・ヨンホ氏は「今回の波紋は、韓国社会が体について、どれだけわい曲した考え方をしているのかを示す事件だ」とした。
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