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「釜山港、北羅津港への投資を検討」…英FT

釜山(プサン)港が北朝鮮・羅津(ナジン)港に対する投資でアジア最大海運基地への飛躍を狙っていると、英フィナンシャルタイムズ(FT)が10日報じた。

釜山港湾公社の李甲淑(イ・カプスク)社長はFTとのインタビューで「羅津港を通したコンテナ輸送に大きな関心を持っている。北朝鮮とは直接的なチャンネルがない状況だが、投資を前向きに検討している」と述べた。

FTは、2007南北首脳会談で南北が経済協力事業に合意したことを受け、‘アジア最大港湾’に向けた釜山の努力が勢いづいている、と評価した。


李社長は「北朝鮮の港湾が輸出入基地になるとは考えにくいが、釜山港の戦略的ネットワークになることは可能」と説明した。

北朝鮮東北部に位置する羅津港は中国・ロシア沿海州と隣接している。 現在、北朝鮮と中国の合弁企業が羅津港と中国をつなぐ道路を建設中だ。

李社長はまた「中国・北京の関門である天津港とも戦略的提携の締結に向けて議論を進めている」と語った。

FTは、釜山港のこうした試みは、世界最大の航空物流業者(大韓航空)と世界‘ビッグ3’造船業者を保有する韓国が世界の物流国を目指す意志の表れだと分析した。



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