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申貞娥の虚偽学歴が国家人材DBに、ずさん管理浮き彫り

学歴詐称事件の主人公、申貞娥(シン・ジョンア)元東国(トングク)大教授が昨年8月、中央人事委員会の国家人材DB(データベース)に登録する際にも学歴を偽ったことが明らかになり、国家人材情報管理に問題があるという指摘が出てきている。

ハンナラ党の金起炫(キム・キヒョン)議員が中央人事委から提出を受けた「国家人材DB登録現況」によると、申氏は東国大学助教授として特別採用(2005年9月)された翌年の06月31日、中央人事委の国家人材DBに登録した。

国家人材DBとは、中央人事委員会が各界の人材を発掘して関連情報を登録した後、人事需要がある度にこれを提供して人事運営を支援する事業で、研究職の場合、大学助教授以上であればDB登録が可能だと、金議員は説明した。


申元教授は現在までエール大の博士学位はもちろん、カンザス州立大で学士・修士学位を取得した事実もないことが確認されており、06年光州(クァンジュ)ビエンナーレ諮問委員の活動も疑われている。

また申元教授は自己紹介欄に「政府主管文化行事などに関する諮問、企画および作品と大衆(一般人)との疎通のための展示企画」「政府の芸術進行政策諮問および各種文化芸術プログラム開発への参加」などと記載した。

中央人事委は、申元教授が大学助教授以上に該当するだけに国家人材DB収録要件を満たすと判断して収録し、申元教授の学歴および経歴事項についての確認および調査手続きは行わなかった。 中央人事委は学歴詐称波紋が浮上した後、人物情報審議会を開き、今年7月12日にDBから申元教授の記録を削除した。

金議員は「申元教授のように学歴・履歴詐称者が制約なく国家人材DBに登録をできるというのは、国家人材DB事業のずさんな管理を表している」とし、対策を求めた。



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