学歴詐称疑惑などがもたれている元東国（トングク）大学助教授・申貞娥（シン・ジョンア）氏は最近、あるインタビューで「卞前室長ぐらいが背後ならば、数え切れないほど多い」と話した。同発言が報じられて以降、申氏の背後に、前青瓦台（チョンワデ・大統領府）政策室長・卞良均（ピョン・ヤンギュン）氏のほかにさらに多くの高官らがいるのでは、という疑惑が浮上している。

ジョインス風向計が３日、これに関連し調べたところ、「疑惑がある」との回答は６３．５％で、「疑惑がない」との回答（１７．８％）より３倍以上多かった。「疑惑がある」との回答は、女性（６７．５％）、１９～２９歳（７４．６％）、大学在学以上（７１．３％）、月収３５０万ウォン以上の世帯（約４２万円、６９．８％）、野党ハンナラ党の支持者（６９％）、ハンナラ党公認大統領候補・李明博氏の支持者（イ・ミョンバク、７１．６％）などでとくに多かった。

「疑惑がない」との回答は、男性（２３％）、４０代（２３．３％）、旧与党系・大統合民主新党の支持者（３２．６％）などで相対的に多かった。同調査の誤差の限界は、９５％信頼のレベルで±３．５％。