盧武鉉大統領が4日、平安南道南浦(ピョンアンナムド・ナムポ)市平和(ピョンファ)自動車工場を訪問し、試乗車に乗った後、随行員及び北側の関係者らに退けと手で払うしぐさをしている。試乗車「駿馬」はエンジンがかからず、そばにいた鄭夢九現代車会長がブレーキロック装置などを点検したが、結局エンジンはかからなかった。 |
「歴史的な首脳会談に参加して光栄に思う。白頭山(ペクトゥサン)観光は来年4月ごろ具体化されるとみられ、期待が大きい」(玄貞恩現代グループ会長)--。
2007南北首脳会談に随行した鄭夢九(チョン・モング)現代・起亜(ヒョンデ・キア)自動車グループ会長ら経済界関係者らは4日、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領とともに北朝鮮訪問を終えて戻った。
南相兌(ナム・サンテ)大宇(デウ)造船海洋社長は「我々が願うことは建造量を増やすことだが、中国・ベトナム工場ではもちろん北朝鮮でも増やすことができる」とし「11月に総理会談があるので、それまで大宇造船海洋の参加案を用意する」と述べた。南北韓経済協力拡大はちょうど話題が投げかけられた状況であるだけに、十分な論議と慎重さをもって体系的なアプローチが必要だという注文も忘れなかった。
尹鐘竜(ユン・ジョンヨン)三星(サムスン)電子副会長は「北朝鮮との経済協力は未来を見て礎石をかためること」とし「短期成果をあげるためにするのではないと思う」と述べた。具本茂(ク・ホンム)LG会長は「訪朝活動はうまくいったと思う」とし「現在進行しているブラウン管組立事業以外にこれから追加投資する事業に対してはゆっくり検討する」と述べた。崔泰源(チェ・テオン)SKグループ会長も「時間があるので(対北投資案を)研究してみる」と話している。
4大グループのある高位役員は「北朝鮮経済界関係者との経済協力論議とともに現代(ヒョンデ)車・LG・SKなど主要グループ総師らが久しぶりに平壌で和合を図ったことも成果のうちのひとつ」と述べた。
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