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中国の劉暁明・駐北朝鮮大使(51)が、南北(韓国・北朝鮮)首脳会談(10月2~4日)を控えている微妙な時点の先週末に、北朝鮮の羅津・先峰(ラジン・ソンボン)経済貿易地帯を相次いで視察し、その背景が注目されている。
北朝鮮の中国大使館・ウエブサイトが18日に伝えたところによると、劉大使は15日から2日間、咸境北道清津(ハムキョンブクド・チョンジン)と羅津・先峰を相次いで訪れた。大使館側は、劉大使が今回の訪問期間中に北朝鮮側の高官らに会ったとし、関連写真もウエブサイトに載せている。それによると、劉大使は今回、清津で洪錫亨(ホン・ソクヒョン)咸境北道党責任書記、朴寿吉(パク・スギル)咸境北道人民委員会委員長と会った。
洪書記はこの席で、咸境北道の経済発展状況を劉大使に説明し「朝・中友好協力関係を重視しており、伝統の友ぎを発展させたい」と述べた。これに対し、劉大使は「中国政府と共産党は両国の友好協力関係を向上させていく考え」とし「中国吉林省と咸境北道の友好関係を発展させるとともに、経済貿易協力を進めていきたい」という認識を示した。
とりわけ、羅津・先峰を訪れた際に劉大使は「羅津・先鋒地帯が北朝鮮初めての経済貿易特区として、両国の経済貿易協力で重要な役割を果たすだろう」とし「経済貿易の分野で互いにプラスになるプロジェクトを拡大していこう」と提案した。
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