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金升淵ハンファ会長、1カ月間拘束執行停止に

ソウル中央地裁は14日、収監中の金升淵(キム・スンヨン)ハンファ会長(55)が憂うつ症の治療を理由に出した拘束執行停止申請を受け入れた。

来月13日までの1カ月間、拘束執行が停止し、住居地はソウル蓮建洞(ヨンゴンドン)のソウル大病院に制限される。

13日に行われた拘束執行停止申請に関する尋問で、金会長の治療を担当した鄭栄基(チョン・ヨンギ)亜洲(アジュ)大病院精神科長は「(一般的に)憂うつ症が深刻になれば自殺する可能性がある。6カ月間の入院治療が必要だ」と陳述した。 金会長は先月12日から水原(スウォン)の亜洲大病院で入院しているところ、再逮捕されることになった。


これに先立ち7日の控訴審初公判で、金会長は一審とは違って憔悴した姿で車椅子に乗って現れ、「睡眠剤を27錠服用している」と不眠症と憂うつ症を訴えた。

報復暴行容疑で逮捕され、一審で懲役1年6月の判決を受けた金会長は、拘束状態を抜け出すため、その間拘束適否審査、保釈を申請したが、すべて棄却された。

この日、金会長が入院したソウル大病院の特室は66平方メートル(20坪)の大きさで、一日の入院費が80万ウォン(約10万円)の一人部屋。2005年には盧泰愚(ノ・テウ)元大統領もこの特室に入院した。 ソファーとテーブルが置かれた応接間と浴室、台所があり、テレビと無線LANも設置されている。



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