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ソウルの通りのあちこちに乱立した屋台など、路上販売店の10%程度が合法化される。また見た目もまちまちでやや暗い感じの露店がこぎれいなデザインに変わる。
ソウル市は25区別に1カ所程度を露店モデル通りとし、該当の通りの露店を合法化すると8日、発表した。
またデザイン専門家が作った新しい露店デザイン10案を公開した。新聞や飲み物を売る販売台(キヨスク、3567軒)も新しくデザインしたモデルに変えることにして、現在デザインを公募中だ。
本紙は「公共デザイン散歩」連載を通じてコンテナボックス形態である販売台を周辺環境と調和を成すデザインに変えようと提案したことがある。ソウル市がこんな提案に合わせてまず路上販売店のデザインを変えることにしたのだ。
◆露店モデル通り作る=現在ソウルには1万1784の露店があるがすべて不法営業をしている。合法化対象は1100店舗以上で、全体の10%水準だ。
露店モデル通りは各区で露店が密集した地域に選定される。例えば中(チュン)区は明洞(ミョンドン)中央路(450メートル)、竜山(ヨンサン)区は梨泰院(イテウォン)路(500メートル)、冠岳(クァンアク)区は新林(シンリム)十字路(456メートル)に決まった。モデル通りに立つ露店は正式許可を受け、道路占用料を払うことになる。占用料はまだ確定されていないが、年間数十万ウォン台になるものとみられる。ソウル市は毎年露店契約を更新するが、特別な事情がなければ3年単位で露天商を再選定することにした。
◆「きれいな露店」デザイン=この日発表された露店のデザインは全体的に単純な車や箱の形態にし、青・赤・黄色のような色を使って見た目にも涼しげにした。用途別では屋台(料理用)3つ、野菜販売用2つ、雑貨工産品用3つだ。
ソウル市は来月に新しいデザインの露店を実際に作って市役所前ソウル広場に展示した後、10月から普及する計画だ。10のデザインの中でどれを使うかは各区役所と露天商が決める。製作費は1つ当たり300万ウォン以内。露天商がすべて負担するのが原則だ。
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