経常収支が３カ月ぶりに黒字に転じた。 韓国銀行（韓銀）が２９日発表した「５月の国際収支動向」（暫定）によると、５月の経常収支は輸出の好調を受け９億２４７０万ドルの黒字を記録した。 経常収支は３月（１６億３０００億ドルの赤字）、４月（２０億８００万ドルの赤字）と２カ月連続で赤字を記録していた。

韓銀は、船舶・乗用車など主力業種の輸出好調で商品収支黒字が増えたうえ、配当金の海外送金が減り、全体経常収支が黒字を転じた、と説明した。 しかしサービス収支は海外旅行客の増加に伴い、５月の記録では過去最大となる１４億８３２０億ドルの赤字を記録した。

今年１－５月の累積経常収支は２８億１５６０万ドルの赤字で、前年同期（１３億７０００万ドルの赤字）比２倍以上。