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「焼酎1杯も飲酒運転」取り締まりへ

焼酎1杯だけを飲んで運転しても酒気帯び運転に見なし、傷害・死亡などの事故を起こした場合は懲役刑を言い渡す、という内容を盛り込んだ立法案が進められている。

これは、損害保険協会が酒気帯び運転による事故を減らすため、政府と国会に持続的に求めてきたもの。損害保険業界は、酒気帯び運転による交通事故の増加などで長い間赤字に苦しめられている。同協会が24日に伝えたところによると、与党ウリ党・李相珉(イ・サンミン)議員の発議で、道路交通法と特定犯罪加重処罰法の改正案が25日、国会に提出される。

道路交通法の改正案によると、現在血中アルコール濃度0.05%となっている飲酒運転判定の基準が0.03%に強化される。血中アルコール濃度0.03%は、人によって違いがあるものの、一般に焼酎1杯だけ飲んでも摘発されるレベルのもの。また、特定犯罪加重処罰法改正案には、飲酒運転で死亡・傷害事故を起こした運転手への処罰規定を懲役刑に強化する、という内容が含まれている。


改正案は、「飲酒運転致死傷罪」を新設し、飲酒運転傷害は10年以下の懲役に、死亡は1年以上の有期懲役に処する、としている。現行の特定犯罪加重処罰法では、飲酒運転による死亡・傷害の場合、業過致死の罪を適用し、最高5年の禁固刑や2000万ウォン(約240万円)以下の罰金刑に処する、と定めている。



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