非転向長期囚だった李仁模(イ・インモ、89)氏が16日、北朝鮮で死亡した。朝鮮中央(チョソン・ジュンアン)通信など北朝鮮の各メディアが17日、一斉に同氏の訃報を伝えた。非転向長期囚とは、韓国でスパイ活動やゲリラ活動などをした疑いでつかまり、政治的思想の転換を拒否、長期間服役した北朝鮮出身者のこと。
北朝鮮当局によると、同氏の葬儀は「人民葬儀」で行なわれ、金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長を委員長に、金英逸(キム・ヨンイル)首相ら57人からなる葬儀委員会が設けられた。李氏はパルチザン活動をする当時に逮捕され、韓国で34年間服役した後、88年の出所から5年後に「長期訪朝」として北朝鮮に送還された。
咸境南道豊山(ハムギョンナムド・プンサン)で火田民の息子に生まれた同氏は東京工業高校に通った。独立後に退学届けを提出、労働党に加入し、本格的な共産主義活動を繰り広げた。裁判の記録によると、人民軍が占領した慶尚南道(キョンサンナムド)地域で兵士を強制募集し戦線に送った後、智異山でパルチザン活動を行なった。52年に逮捕された後7年間服役し出所したが、61年に釜山(プサン)でスパイ容疑で再び捕まり長期間服役。遺族には夫人キム・スンイム氏と北朝鮮・平壌(ピョンヤン)で中学校校長を務める娘ヒョンオク氏がいる。
北朝鮮当局によると、同氏の葬儀は「人民葬儀」で行なわれ、金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長を委員長に、金英逸(キム・ヨンイル)首相ら57人からなる葬儀委員会が設けられた。李氏はパルチザン活動をする当時に逮捕され、韓国で34年間服役した後、88年の出所から5年後に「長期訪朝」として北朝鮮に送還された。
咸境南道豊山(ハムギョンナムド・プンサン)で火田民の息子に生まれた同氏は東京工業高校に通った。独立後に退学届けを提出、労働党に加入し、本格的な共産主義活動を繰り広げた。裁判の記録によると、人民軍が占領した慶尚南道(キョンサンナムド)地域で兵士を強制募集し戦線に送った後、智異山でパルチザン活動を行なった。52年に逮捕された後7年間服役し出所したが、61年に釜山(プサン)でスパイ容疑で再び捕まり長期間服役。遺族には夫人キム・スンイム氏と北朝鮮・平壌(ピョンヤン)で中学校校長を務める娘ヒョンオク氏がいる。
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