78人が死亡・176人が負傷した93年3月28日の亀浦(クポ)駅列車転覆事故を連想させた。 3日午後5時14分に発生した京義線(キョンウィソン)加佐(カジャ)駅線路崩壊事故は、施工会社と鉄道公社のずさんな対応で大型惨事につながるところだった。
施工会社は崩壊の兆候を把握した後、工事装備と作業者を撤収させたにもかかわらず、鉄道当局には直ちに連絡しなかった。 鉄道公社は施工会社の報告を受けながらも、事故発生4分前まで列車を通過させた。 事故発生後も鉄道公社側と施工会社側は責任を押しつけあっている。
ソウル麻浦(マポ)警察署は4日、キム・ドンジン加佐駅長と施工会社の関係者を参考人資格で召喚し、調査を行うなど、捜査に着手した。 業務上過失と安全措置未履行が捜査の焦点だ。 警察関係者は「柱を補強する連結鋼線が切れ、事故が発生したという情報がある」とし「設計に問題がなかったかを確認中」と明らかにした。
◇遅い対応=この日崩壊の兆候が感知されたのは事故発生34分前の午後4時30分だった。 双竜(サンヨン)建設のチェ・セヨン広報チーム長は「地下駅舎工事中に上から土砂が落ち、異常な音が聞こえたので、作業者を地下工事現場から避難させた」と述べた。
建設会社が線路監視員(施工会社が雇用)にこうした事実を知らせたのは15分後の午後4時45分だった。 現場状況を聞いた線路監視員は「異常が発生した。 措置が必要だ」と伝えた。 建設会社側はこの話を聞いて地下駅舎工事現場の作業者を直ちに撤収させた。
鉄道公社側にこうした状況が伝えられたのは午後4時57分ごろだった。 崩壊の兆候が感知されてから27分も過ぎていた。
しかしその後も列車運行は続いた。 ムンサンからソウル方面には3度、ソウルからムンサン方面には1度、列車が通過した。 うち2回は乗客を乗せるためソウル駅に向かう列車だったが、残り2回はそれぞれ150人余の乗客を乗せた通勤列車だった。 ソウルからムンサンへ向かう通勤列車は事故発生の7分前に事故現場を通過した。 あわや大型惨事につながるところだった。
◇市民に影響=今回の事故で幸信(ヘンシン)駅を出発するKTXの運行が中断した。 またムンサン駅から出発する通勤列車も水色(スセク)駅まで運行し、市民はバスや地下鉄に乗り換えなければならなかった。 さらにソウル-水色車両基地間の運行が中断し、一部の列車にも影響が出たことで、京釜(キョンブ)線と湖南(ホナム)線を運行するKTXとセマウル号、ムグンファ号などの出発も10-30分ほど遅れた。
鉄道施設公団は京義線上り線(ソウル方面)の臨時復旧時間を6日午前5時、下り線(ムンサン方面)は6日午後6時と見込んでいる。 鉄道施設公団は臨時復旧が終わった後、精密診断を実施し、事故原因を明らかにする計画だ。
施工会社は崩壊の兆候を把握した後、工事装備と作業者を撤収させたにもかかわらず、鉄道当局には直ちに連絡しなかった。 鉄道公社は施工会社の報告を受けながらも、事故発生4分前まで列車を通過させた。 事故発生後も鉄道公社側と施工会社側は責任を押しつけあっている。
ソウル麻浦(マポ)警察署は4日、キム・ドンジン加佐駅長と施工会社の関係者を参考人資格で召喚し、調査を行うなど、捜査に着手した。 業務上過失と安全措置未履行が捜査の焦点だ。 警察関係者は「柱を補強する連結鋼線が切れ、事故が発生したという情報がある」とし「設計に問題がなかったかを確認中」と明らかにした。
◇遅い対応=この日崩壊の兆候が感知されたのは事故発生34分前の午後4時30分だった。 双竜(サンヨン)建設のチェ・セヨン広報チーム長は「地下駅舎工事中に上から土砂が落ち、異常な音が聞こえたので、作業者を地下工事現場から避難させた」と述べた。
建設会社が線路監視員(施工会社が雇用)にこうした事実を知らせたのは15分後の午後4時45分だった。 現場状況を聞いた線路監視員は「異常が発生した。 措置が必要だ」と伝えた。 建設会社側はこの話を聞いて地下駅舎工事現場の作業者を直ちに撤収させた。
鉄道公社側にこうした状況が伝えられたのは午後4時57分ごろだった。 崩壊の兆候が感知されてから27分も過ぎていた。
しかしその後も列車運行は続いた。 ムンサンからソウル方面には3度、ソウルからムンサン方面には1度、列車が通過した。 うち2回は乗客を乗せるためソウル駅に向かう列車だったが、残り2回はそれぞれ150人余の乗客を乗せた通勤列車だった。 ソウルからムンサンへ向かう通勤列車は事故発生の7分前に事故現場を通過した。 あわや大型惨事につながるところだった。
◇市民に影響=今回の事故で幸信(ヘンシン)駅を出発するKTXの運行が中断した。 またムンサン駅から出発する通勤列車も水色(スセク)駅まで運行し、市民はバスや地下鉄に乗り換えなければならなかった。 さらにソウル-水色車両基地間の運行が中断し、一部の列車にも影響が出たことで、京釜(キョンブ)線と湖南(ホナム)線を運行するKTXとセマウル号、ムグンファ号などの出発も10-30分ほど遅れた。
鉄道施設公団は京義線上り線(ソウル方面)の臨時復旧時間を6日午前5時、下り線(ムンサン方面)は6日午後6時と見込んでいる。 鉄道施設公団は臨時復旧が終わった後、精密診断を実施し、事故原因を明らかにする計画だ。
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