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ホームレス天国のソウル駅地下歩道「イメージチェンジ」へ

▲現在の暗い雰囲気のソウル駅地下歩道の風景(左)とリニューアル後の予想図。(提供:ソウル中区庁)



ソウルの顔となるソウル駅の地下歩道。だが、夜になると歩道を占領し睡眠を取るホームレスでいっぱいだった。地下歩道の壁のタイルが退色、破損するなど施設が老巧化し、夜になると通行人が通りたがらないほどだ。付近のボランティア団体が無料の食事を配る昼間には、数百人のホームレスが集まったりする。

こうしたソウル駅地下歩道が清潔かつ明るい雰囲気に変わる。ソウル中区(チュング)のキム・ギルヨン土木課長は、30日「古く暗い照明で、ソウルを訪ねる観光客に暗い印象を与えていたソウル駅の地下歩道をリニューアルする。工事を今月にスタート、年末には終わらせる予定だ」と述べた。中区は、通行人の便宜を考慮し、5月から工事を区間別に分けて行なう。リニューアルには総28億ウォン(約3億5000万円)の予算が注入される。


区は、リニューアルを通じて「ソウル駅地下歩道=ホームレスの天国」というイメージをなくせるものと期待している。地下歩道を占領したホームレスは、酒に酔ってもめたり、放尿などで通行人に不快感を与えたりした。区関係者は「ホームレスを人為的に追い出したりはしないが、リニューアルの後は他の所へ移すよう誘導する考えだ」とした。中区はホームレスに無料で食事を提供するボランティア団体などと協議し、無料給食の場所を他の所に移す方針だ。





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