バージニア工科大銃乱射事件の犯人であるチョ・スンヒ容疑者の母親が１９９３年、強盗に銃撃され死亡したという。

同胞新聞週刊ミシガンは２０日「デトロイト韓人たちの情報提供を受けた」とし「１９９２年チョ容疑者の親が米国に移住し、初めて定着した所はデトロイトのミシガンだった。デトロイト９マイルロードとクーリッジロードの間でランドリーを経営していたが、１９９３年、母親が強盗に殺されたという事実がある」と明らかにした。


情報提供者たちはこのとき母親は胸に銃弾を受けて死亡し、デトロイト韓人たちが葬式を執り行ったが、当時ＦＯＸ２、ローカルＮＢＣ放送でも放送されたと伝えた。


この事件が１０歳というチョ・スンヒ容疑者の胸に大きな衝撃としこりになっていただろうと当時、葬儀に参列した韓人たちは話す。

チョ容疑者の父は３カ月後に再婚したということだ。

当時、デトロイト韓人教会で執事として在職中だったチョ容疑者の父は、この事件があった後、傷をいやすためにミシガンを発ったものと推測されている。

チョ・スンヒ容疑者の写真を見たデトロイトの韓人たちは「写真を見ると幼いころのチョ容疑者そっくりだ」と証言し「幼いころ母親を失った衝撃が子供に影響を及ぼした」と残念そうにした。

デトロイト韓人たちは「チョ容疑者の幼いころの痛々しい記憶が、この事件を正当化することはできないが、米メディアでチョ容疑者の成長の背景を理解しようとする努力があったらと思い、情報提供する」と明らかにした。