米軍当局が韓国戦争(1950~53)の当時、防御線に接近する韓国の避難民に向けて発砲できるよう許していたことを示す書状の存在を認めた。AP通信が13日に伝えた。
この書状は、当時のムチョ駐韓米大使が50年7月、老斤里(ノグンリ)虐殺事件の当日に作成し、当時のラスク国務次官あてに送ったもの。この書状には「万が一、避難民が米軍防御線の北方に出現する場合、警告射撃を行なうものの、それを無視し南方へ進む場合は発砲することになる」という内容が盛り込まれている。AP通信は昨年5月にこうした内容を特ダネとして報じた。
米国防総省側はAP通信の報道直後、ムチョ氏が書いた同書状の存在を認めず「民間人向け発砲へ」の指示が執行されたことがない、と釈明してきた。AP通信は、99年に老斤里虐殺事件を外国メディアとしては初めて報じ、翌年ピュリッツァー賞を受けたことがある。
この書状は、当時のムチョ駐韓米大使が50年7月、老斤里(ノグンリ)虐殺事件の当日に作成し、当時のラスク国務次官あてに送ったもの。この書状には「万が一、避難民が米軍防御線の北方に出現する場合、警告射撃を行なうものの、それを無視し南方へ進む場合は発砲することになる」という内容が盛り込まれている。AP通信は昨年5月にこうした内容を特ダネとして報じた。
米国防総省側はAP通信の報道直後、ムチョ氏が書いた同書状の存在を認めず「民間人向け発砲へ」の指示が執行されたことがない、と釈明してきた。AP通信は、99年に老斤里虐殺事件を外国メディアとしては初めて報じ、翌年ピュリッツァー賞を受けたことがある。
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