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ダニエル・ヘニー(28)が「母の4人兄弟は皆養子として育った」という悲しい事情を打ち明けた。ヘニーは3月30日、大田(テジョン)エキスポ科学公園で公開された映画『マイ・ファーザー』(シネラインインネット、ファン・ドンヒョク監督)のロケ現場でこのように語った。ヘニーは同作品で、幼い時代米国人の家庭に養子に行ったジェームス役を演じる。
実父(キム・ヨンチョル)に会うため韓国を訪れるが、死刑囚になった父のため胸を痛める息子役。ヘニーは記者から「養子の近くでそれらの心境を感じたことがあるか」との質問を受けた。ヘニーはしばらく考えた後「母が養子だったというのはマスコミで数回公開されている」とし「実は母だけでなく母の兄弟4人も養子として育った」と打ち明けた。
ヘニーは、英国系アメリカ人の父と、2歳のとき米国人家庭の養子となった韓国人の母クリスティーン・ヘニー(韓国名:ファン・ヘズル)の間で生まれた。ヘニーは、この日「養子の心情を直接感じることはできなかったが、ハーフだとの点のため幼いごろからアイデンティティーについて常に悩んできた」と語った。
ヘニーは同作品で、これまでのハンサムなイメージの代わりに、父を探すため在韓米軍に志願した兵士のキャラクターを演じるため、髪の毛も短くし、地味な服装にするなど180度変身する予定だ。『マイ・ファーザー』は今月下旬にクランクアップした後、今年後半に公開される。
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