韓国の冷麺の種類は大きく２つがある。水冷麺に代表される平壌（ピョンヤン）冷麺とまぜて食べるビビム冷麺「咸興（ハムフン）冷麺」がそれだ。

辛さ、酸っぱさ、甘さを同時に味わえる咸興冷麺は、薄い味の肉汁とともに食べる平壌の水冷麺よりさらに人気がある。時々、平壌冷麺を初めて食べる人の中には、いったい何の味なのか分からないと不満がる人もいる。しかし、頻繁に食べてみると口よりお腹にさらにやさしい、との魅力に気付くようになる。


この店の肉汁は韓国産牛肉とトンチミ（ダイコンの水キムチ）を使っていて、こくのある味が特徴だ。麺が太く歯ごたえがあり、蕎麦の香ばしい香りを十分味わえる。薬味に提供されるオルガリキムチを添えて飲むような感じで食べると、連休の間アルコールに苦しめられたお腹がすっきりするだろう。

０２－４１５－５５２７（ソウル松坡区芳イ洞）。平壌冷麺９０００ウォン。