旧正月を控えて‘外貨お年玉’が人気だ。外換（ウェファン）銀行が今月から売り出した外貨お年玉セットは販売２日間で５万セットがすべて売れた。このため外換銀は６日から３０万セットを追加で限定販売することにした。

外貨お年玉セットは１万２０００ウォン（約１６００円）、３万ウォン、４万２０００ウォンの３種類。‘幸運の紙幣’といわれる２ドルを含む米ドル、ユーロ、中国人民元、オーストラリアドルなど、世界主要国の紙幣で構成されている。為替レート変動幅が相対的に大きい日本円は除かれた。

外換銀のほか、新韓・ハナ銀など都市銀行の窓口でもお年玉用として１０ドル紙幣に両替する客が増えているという。外貨お年玉の人気の理由は子どもの経済教育にも役立つからだ。


外換銀の関係者は「子どもにお年玉を使って為替レートの概念を教育し、グローバル感覚を持たせようと考えている人が多いようだ」と説明した。