ソウル城東（ソンドン）警察署は２４日、パク某氏（３９、女）が自分あてに配達された郵便物を盗んだ疑い（窃盗）で、中堅の女性タレントＫ容疑者（４３）を告訴したのを受け、捜査に着手した。

告訴状は「Ｋ容疑者が、ソウル城東区の某マンションに設けられた郵便箱から、パク氏あてに配達された電話料金告知書を盗んだ」としている。パク氏が通っている会社の社長Ｐ氏（５１）が昨年６月にＫ容疑者を相手取り物品代金請求訴訟を起こしたため、Ｋ容疑者は現在裁判中であり、パク氏は裁判の証人に採択されている。

貿易会社を運営するＰ氏は「Ｋ容疑者を通じてカナダで雑貨を販売しているＫ容疑者の実姉にハンドバッグなどを納品したが、代金４億７０００万ウォン（約６０００万円）を受け取れずにいる」とし、Ｋ容疑者を相手取りソウル東部地裁に物品代金請求訴訟を起こした。Ｋ容疑者側は「マンションの警備員がパク氏とＰ氏が一緒に暮らしているとして、自ら郵便物を渡してくれたもので、盗んでいない」とした。