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海外同胞たちにも「歴試」…日・米・中に進出

韓国史能力検定試験(以下歴試)が海外にも広がりそうだ。

「歴試」を主観する国史編纂委員会(以下国編、委員長ユ・ヨンリョル)は2007年の重点事業として「海外歴試」を挙げた。初の対象地はカザフスタン。今年9月、カザフスタン高麗人(カレイスキー)を対象に別途の試験を実施する予定だ。

国編側は今後カザフスタンに続き米国、日本、中国などの海外同胞居住地域でも歴試を実施する計画だ。


カザフスタンが選定された理由は、今年が高麗人たちがカザフスタンなど中央アジア地域に移住してから70周年になる年だからだ。1937年、ロシア東端沿海州に住んでいた高麗人たちは旧ソ連の独裁者スターリンによって強制的に中央アジア地域に移住させられた。現在、中央アジア地域に居住する高麗人30万人は70年前、何の縁故もない不慣れな土地で荒れ地を開拓して生き残った同胞とその子孫たちだ。

国編側はカザフスタン高麗人協会(会長ユリ・チェ)が準備する記念行事に歴試を含める案を推進中だ。悲しい歴史を省みながら、同時に韓民族の気性を誇示した高麗人たちを記念する主旨だ。

◇海外歴試=海外同胞たちの多く住む地域でも「歴試を通じた韓国史PR」を試みるという構想だ。韓国語と現地語が併記された海外歴試用試験用紙が別途作られる。海外韓人移住史と韓国史の基本知識を中心として問題を出す。また海外歴試用韓国史パンフレットをあらかじめ作り、現地に配布する計画だ。

歴試は各種国家試験と士官学校入試などからも粗末にされる韓国史を救援するために導入された。



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