心停止で突然倒れた患者にとっては時間イコール生命だ。応急手当てをどれだけ迅速に行なうかが生死を決める。しかし、心肺蘇生法を正確に知っている人は少ない。電気で刺激を与え、心臓の拍動を正常化するAED(自動体外式除細動器)が備えている所もあまりない。江東聖心(カンドン・ソンシム)病院・応急医学科のユ・ジヨン教授は「心停止状態に陥ってから4~5分が過ぎれば、脳損傷を招く」とし「病院に迅速に運ぶこと以上に最初に発見した人の応急手当てが重要だ」と語った。
◇救急車ばかり待つ現実=韓国応急救助学会によると、心臓異常で突然死んだ人は年間約2万5000~3万人。生存率は2.5%だ。米国の生存率は22~43%。初めての発見者が心肺蘇生法を駆使できる割合が、米国は50%以上、韓国は5%のレベルであることからできる格差だ。大韓心肺蘇生協会の調査によると、ソウル市民1007人のうち心肺蘇生法を正確に知っている人は3.3%にすぎない。
AEDも大きく足りない。15の空港のうちAEDが備えられている所は仁川(インチョン)空港と金浦(キンポ)空港だけ。はなはだしきは救急車1209台のうち10%にAEDが設けられていない。延世(ヨンセ)大学校応急医学教室・黄成悟(ファン・ソンオ)教授は「心臓が不規則に収縮する患者はAEDの使用が1分遅れる度、生存率が7~10%ずつ減少する」と語った。
◇実習型教育が切実=米地下鉄・バスでは「習え、探せ、使え」というAED広報の文が頻繁に目につく。教育と応急装備の普及、使用は救命の近道だ。うろたえずに応急手当てを行なうためには、徹底した実習型教育が必ず必要とされる。ソウル市が行なったアンケート調査では、回答者の59%が、心肺蘇生法の教育を受けたことがある、と答えた。しかし、そのうち75%は学校や軍隊で団体で講義などを通じて教育を受けている。
実戦で使えるきちんとした教育を受けられずにいるのだ。翰林(ハンリム)大学医大・呉東眞(オ・ドンジン)教授は「米国では17の州が応急手当ての科目を履修してこそ高校の卒業状を授けている」とし「運転免許資格試験の際に応急手当ての教育を義務付ける案も必要だ」と話した。
◇救急車ばかり待つ現実=韓国応急救助学会によると、心臓異常で突然死んだ人は年間約2万5000~3万人。生存率は2.5%だ。米国の生存率は22~43%。初めての発見者が心肺蘇生法を駆使できる割合が、米国は50%以上、韓国は5%のレベルであることからできる格差だ。大韓心肺蘇生協会の調査によると、ソウル市民1007人のうち心肺蘇生法を正確に知っている人は3.3%にすぎない。
AEDも大きく足りない。15の空港のうちAEDが備えられている所は仁川(インチョン)空港と金浦(キンポ)空港だけ。はなはだしきは救急車1209台のうち10%にAEDが設けられていない。延世(ヨンセ)大学校応急医学教室・黄成悟(ファン・ソンオ)教授は「心臓が不規則に収縮する患者はAEDの使用が1分遅れる度、生存率が7~10%ずつ減少する」と語った。
◇実習型教育が切実=米地下鉄・バスでは「習え、探せ、使え」というAED広報の文が頻繁に目につく。教育と応急装備の普及、使用は救命の近道だ。うろたえずに応急手当てを行なうためには、徹底した実習型教育が必ず必要とされる。ソウル市が行なったアンケート調査では、回答者の59%が、心肺蘇生法の教育を受けたことがある、と答えた。しかし、そのうち75%は学校や軍隊で団体で講義などを通じて教育を受けている。
実戦で使えるきちんとした教育を受けられずにいるのだ。翰林(ハンリム)大学医大・呉東眞(オ・ドンジン)教授は「米国では17の州が応急手当ての科目を履修してこそ高校の卒業状を授けている」とし「運転免許資格試験の際に応急手当ての教育を義務付ける案も必要だ」と話した。
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