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中国、今度は日本料理店の寿司にブレーキ

中国が日本から輸入したマックスファクターの化粧品「SK-2」シリーズから重金属が検出されたと発表したことに続いて、今回は日本料理店の寿司から大腸菌が検出されたとして消費者警戒令を下した。公営放送KBSテレビ(韓国放送公社)が25日に報じた。

問題の寿司は、中国浙江省・杭州市で摘発された。浙江省政府・工商部門は杭州市内にある5つの日本料理店に対する検査を行なったところ、基準の23倍も超える大腸菌やカビが検出されたと発表し消費者警戒令を下した。流通されている34の標本を任意に選んで調べた結果、22の製品から問題点が確認されたとのこと。

「SK-2」の返品が求められているなか、マックスファクターの親会社であるプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)は、重金属の含有量は他国では問題にされない低レベルだとしている状況だ。中国のこうした動きの背景には、5月下旬から中国の農産物輸出が日本の残留農薬規制強化で減少し、当局が日本からの食品輸入に過敏になっている事情がある。


一方では、小泉体制から安倍体制に転じる時点を待って火ぶたを切った、とのꦌ方も出ている。KBSは、こうした脈絡から、中国の日本に対するバッシングは今後、日本側の反応が出るまで当分続く見込みだと報じた。



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