＜北ミサイル発射＞「追加の発射も」…北外務次官が６日発言

2006.07.09 17:34

６カ国協議の北朝鮮側首席代表である金桂寛（キム・ケグァン）外務次官は、北朝鮮のミサイルが発射された翌日の６日、「追加発射の可能性もある」と警告したと、朝日新聞が９日北京発で報じた。

朝日新聞によると、金次官は、北朝鮮を訪問中だった米カリフォルニア・バークレー大（ＵＳバークレー）のスカラピーノ名誉教授にこのように述べた。

訪朝を終えて北京に到着したスカラピーノ名誉教授は８日、「金次官は『核問題の外交的解決を推進するという立場に変化はない』と言いながら、このように述べた」と説明した。

また金次官は「このためには朝米対話が必要だ」と言いながら、ヒル米国務次官補の訪朝を選択肢の一つに挙げたと、スカラピーノ教授は伝えた。