安哲秀（アン・チョルス）研究所がコンピューターセキュリティーソフトウエアの新製品を公開した。

安哲秀研究所は３日、ソウル・プラザホテルで金哲洙（キム・チョルス）社長ら主要経営陣が出席したなか、「Ｖ３インターネットセキュリティー２００７プラチナム」など新製品４つを紹介した。


個人用の「Ｖ３　２００７　プラチナム」は、コンピュータウイルス予防および治療、スパイウエア設置防止、ハッキングを防ぐファイアウォールなどセキュリティーの３大機能が有機的に統合された製品。企業用の「Ｖ３　２００７　エンタープライズ」は、ワクチンを管理できる「ポリシーセンター」機能が特徴だ。


安哲秀研究所はこの製品を４日に韓国と日本で同時発売し、中国・東南アジア・米州などでも販売する予定だ。

安哲秀研究所は、日本市場の場合、新製品を前面に出しながら３大ワクチン業者入りを目指し、中国では独自のオンラインゲームセキュリティーソフトウエアとネットワークセキュリティー装備などを結合した高付加価値製品でシェアを高める戦略だ。

また最近、協力会社として確保したオラン徃・メキシコ・コロンビアの流通業者を通じて、該当地域の攻略にも積極的に取り組む方針という。

金社長は「自社の技術力で開発されたソフトウエアを全世界に同時に販売するのは今回が初めて」とし、「今年の同製品の売上高は１２０億－１５０億ウォン（約１５億－１９億円）程度と見込んでおり、世界市場を攻略して２０１０年までに１０位圏企業に入ることが目標」と付け加えた。