３１日実施された５．３１地方選の出口調査および当選予測調査の結果、ハンナラ党が１６の広域団体長（市・道知事）のうちソウル・京畿（キョンギ）・仁川（インチョン）など首都圏３カ所を含む１１カ所で当選が確実視され、圧勝が予想されると、ＫＢＳ（韓国放送公社）など放送３局が一斉に報じた。

ウリ党は全羅北道（チョンラブクド）の１カ所、民主党は全羅南道（チョンラナムド）と光州（クァンジュ）の２カ所での勝利が予想されている。 激戦地の大田（テジョン）と済州（チェジュ）は接戦で、予断を許さない状況という。


ＫＢＳ（韓国放送公社）とＳＢＳ（ソウル放送）が共同で当選予測調査を実施、午後６時の投票終了と同時に発表した予測結果によると、ソウル市長選の場合、ハンナラ党の呉世勲（オ・セフン）候補が６３．５％の得票で、ウリ党の康錦実（カン・クムシル）候補（２５．９％）に大差をつけた。


また京畿知事選ではハンナラ党の金文洙（キム・ムンス）候補（６１．８％）がウリ党の陳大済（チン・デジェ）候補（３０．３％）を、仁川市長選ではハンナラ党の安相洙（アン・サンス）補（６６．５％）がウリ党の崔箕善（チェ・キソン）候補（２１．６％）を大きく上回った。

激戦地の済州知事選の場合、ハンナラ党の玄明官（ヒョン・ミョングァン候補と無所属の金泰煥（キム・テファン）候補が４２．３％対４２．１％、大田市長選の場合はハンナラ党の朴城孝（パク・ソンヒョ）候補とウリ党の廉弘?（ヨム・ホンチョル）候補が４４．４％対４２．２％と、接戦の様相を呈している。