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朴ハンナラ党代表、選挙遊説中に襲われる・・・顔に10センチの傷

 ハンナラ党の朴槿恵(パク・クンヘ)代表が20日午後、男に襲われ、新村(シンチョン)のセブランス病院に運ばれた。

朴代表はこの日、新村の現代(ヒョンデ)百貨店前で、呉世勲(オ・セフン)ソウル市長候補の支持遊説を行っていたところ、男が振り回したカッターナイフで顔を切りつけられた。

朴代表が演説のため遊説車の階段に足を踏み出し、警護員が朴代表の周囲から離れた瞬間、突然襲い掛かったチ容疑者(50)が、カッターナイフで朴代表の右耳辺りからあごにかけて10センチほど切りつけた。


ハンナラ党‘朴槿恵テロ事件’の真相調査団長である金学元(キム・ハクウォン)議員は21日、「朴代表を襲った犯人の単独犯行ではないというのが、目撃者らの一致した見方」とし、組織的な計画犯罪の可能性を提起した。

金議員は「犯人が襲いかかった時、『朴槿恵を殺せ』という声があった」とし、「負傷部位が女性としては致命的な顔であり、傷がもう少し深ければ筋肉が喪失する危険な部位だったというのが主治医らの説明」と伝えた。 金議員は「したがって単純偶発的な単独犯行とは考えにくい」と語った。

一方、朴代表に対するテロ事件が発生したことで遊説の場はパニック状態となり、遊説は中止されたと、ハンナラ党は説明した。



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