日本人拉致被害者横田めぐみさん(死亡と主張)の夫が、高校生だった1978年に韓国で拉致された金英男(キム・ヨンナム)さんという日本政府の発表は非常に衝撃的だ。
この驚くべき内容は彼ら夫婦の娘と金さんの親の遺伝子検査結果で明らかになったものだ。16歳という幼い生徒を拉致して対南工作教官に育てた北朝鮮政権のやり方にも言葉が出ないほどだ。
拉致事実が明白に表れた以上、北朝鮮は認めて、謝罪をすべきであろう。「捏造」云々言って片付けようとすることではない。
何より今回の事件をめぐる韓国政府の無責任な対応や態度が国民の怒りを買うだろう。日本は自国民の拉致に対して北朝鮮の最高統治者の自認、謝罪をさせている。
日本はここで止めなかった。めぐみさんの娘と会って、遺伝子検査に備え、彼女の髪の毛を確保する機敏性を発揮している。「キム・チョルジュン」という北朝鮮人がめぐみさんの夫だと通報を受けると彼にも会って関連資料を得た。彼が78年ごろ韓国で拉致された5人のうちの1人だという情報を手に入れると、彼ら親の体細胞も提供してもらった。これほどに執拗で緻密に対応した結果、彼の身元を正確に明らかにできたのだ。
一方、韓国政府はもみ消すのに汲々としていた。「拉致被害者家族の集い」がキム・チョルジュンは韓国人という情報を与えたのに、確認するどころか目をつぶった。日本政府から正式な通報を受けてからも「実は確認後、対策を用意する」というのんきなことばかり言っている。
日本は4年にわたって南と北を往復し、自国民の身元確認と送還のために方々走っている間、韓国政府は「南北関係改善障害」とばかりうたってきたのだ。自国民の保護という国家の1次的義務をこれほどまでに疎かにする政府は「政府」といえない。日本を含む国際社会が韓国政府をどう見るか恥ずかしくないのか。
28年間、末の息子を思って血の涙流していた老母が「死ぬ前に息子と孫娘に会いたい」と絶叫した。政府は拉致された英男さんを送還するのにあらゆる手段を動員しなければならない。北朝鮮も最小限、人道主義次元ででも決断を下してほしい。
この驚くべき内容は彼ら夫婦の娘と金さんの親の遺伝子検査結果で明らかになったものだ。16歳という幼い生徒を拉致して対南工作教官に育てた北朝鮮政権のやり方にも言葉が出ないほどだ。
拉致事実が明白に表れた以上、北朝鮮は認めて、謝罪をすべきであろう。「捏造」云々言って片付けようとすることではない。
何より今回の事件をめぐる韓国政府の無責任な対応や態度が国民の怒りを買うだろう。日本は自国民の拉致に対して北朝鮮の最高統治者の自認、謝罪をさせている。
日本はここで止めなかった。めぐみさんの娘と会って、遺伝子検査に備え、彼女の髪の毛を確保する機敏性を発揮している。「キム・チョルジュン」という北朝鮮人がめぐみさんの夫だと通報を受けると彼にも会って関連資料を得た。彼が78年ごろ韓国で拉致された5人のうちの1人だという情報を手に入れると、彼ら親の体細胞も提供してもらった。これほどに執拗で緻密に対応した結果、彼の身元を正確に明らかにできたのだ。
一方、韓国政府はもみ消すのに汲々としていた。「拉致被害者家族の集い」がキム・チョルジュンは韓国人という情報を与えたのに、確認するどころか目をつぶった。日本政府から正式な通報を受けてからも「実は確認後、対策を用意する」というのんきなことばかり言っている。
日本は4年にわたって南と北を往復し、自国民の身元確認と送還のために方々走っている間、韓国政府は「南北関係改善障害」とばかりうたってきたのだ。自国民の保護という国家の1次的義務をこれほどまでに疎かにする政府は「政府」といえない。日本を含む国際社会が韓国政府をどう見るか恥ずかしくないのか。
28年間、末の息子を思って血の涙流していた老母が「死ぬ前に息子と孫娘に会いたい」と絶叫した。政府は拉致された英男さんを送還するのにあらゆる手段を動員しなければならない。北朝鮮も最小限、人道主義次元ででも決断を下してほしい。
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