?イ・ジンヨン

?イ・ジョンボム

?オ・スンファン

先発の朴賛浩（パク・チャンホ、サンディエゴ・パドレス）、勝利投手の金炳賢（キム・ビョンヒョン、コロラド・ロッキーズ）、抑えの呉昇桓（オ・スンファン、三星）。日本戦になると守備で活躍する右翼手の李晋英（イ・ジンヨン、ＳＫ)、２打点決勝二塁打を放った李鍾範（イ・ジョンボム、起亜）。１６日の韓国－日本戦のＭＶＰは、これら選手が共同受賞しなければならない。

決定的な場面で抑え投手として登板し３セーブを記録した朴賛浩は、この日、本業の先発で登板した。朴賛浩は５回まで日本の強打線を散発４安打・無失点に抑えた。両チームとも得点がなかったため勝利投手にはならなかったが、先発の役割を１２０％果たした。


６回一死一塁で登板した金炳賢は、打者の前で浮き上がる特有の変化球で１イニング２／３を無安打䖁無失点に抑えた。９回裏一死一塁から登板した呉昇桓は度胸ある投球で２打者を連続三振に仕留め、勝利を守った。

東京で行われた第１ラウンドの韓国－日本戦でダイビングキャッチをして逆転勝ちのきっかけを作った李晋英は、今度は強肩で日本を泣かせた。０－０の２回裏二死二塁から日本の８番・里崎が右前安打を放った。捕球した李晋英はホームまで正確にワンバウンドで送球、二塁走者の岩村をホームで刺した。先取点の機会を逃した日本は、その後、攻撃の糸口をつかめなかった。

打撃でのヒーローは主将の李鍾範だった。今大会６試合で２傂打数９安打（４割２分９厘）を記録、韓国打者の中では卓越した打撃感覚を維持している李鍾範は、８回表一死二、三塁から日本の３番手・藤川の４球目を引っ張り、左中間を抜く２点二塁打を放った。代表チーム招集時から精神的なリーダーとして活躍してきた李鍾範は、重要な場面ごとに後輩選手らを励ましながら劇的な結果を生み出した。