「ゴールを決めなければならない、という負担はなかった。 いまゴールが決まったんだ、という感じだ」。イングランド・プレミアリーグでのデビューゴールが決まったが、朴智星（パク・チソン、マンチェスター・ユナイテッド）の反応は淡々としていた。 昨年末のカーリング杯８強戦（バーミンガムシティ戦）ですでにゴールを味わったためか。

５日未明（日本時間）、マンＵ－フラム戦が行われたオールドトラフォード。 先発出場した朴智星のボディーコントロールは軽やかだった。 右ＭＦの朴智星は序盤から独特の攻撃的なドリブルでフラムの右サイドを揺さぶった。


前半６分、相手陣営に入り込んだ朴智星はペナルティーエリアに移動しながらガリー・ネヴィルのパスを受けた。 朴智星はためらわずゴール右側へボールを蹴り、守備手の背中に語ったボールは角度が変わってネットを揺らした。 朴智星は「‘チップショット’で守備手の頭を越そうと思った」と、デビューゴールの状況を説明した。


エバートンとのリーグデビュー戦（昨年８月１３日）から２３試合目、１７７日目に決まったゴールだった。 朴智星はプレミアリーグでゴールを決めた最初の韓国人選手となった。 マンＵは４－２でフラムを破り、リーグ２位を守った。

マンチェスター地域紙マンチェスターイブニングニュースは「活気ある積極的なプレーでチームに寄与した」という評価とともに、朴智星に評点７点をつけた。 決勝ゴールを決めたルイ・サハとともにチーム内の最高評点。

何点が重要なのではなく、朴智星の今回の得点は、これまでの不運を払い落とす、点数では表せない価値あるゴールとなった。