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「金総書記、世界第2位の独裁者」

北朝鮮・金正日(キム・ジョンイル)国防委員長が、米紙によって「世界10大独裁者」の第2位に選ばれた。ワシントンポストなど約340の米プレスと共に配達されるパレード誌は、フリーダムハウス、アムネスティインターナショナルなど各人権団体の資料を参考にし、22日(現地時間)に発表した「世界10大独裁者」のランキングで、金委員長を第2位に選んだ。

パレード誌は、金委員長を選定した理由に▽北朝鮮の言論自由・政治的権利が世界最悪のレベルで▽約25万人が再教育収容所に収監されており▽児童が栄養失調に苦しめられるとの点などを挙げた。金委員長は昨年も同ランキングで第2位だった。同誌は「世界の関心が北朝鮮の核問題に集中している間、金委員長は北朝鮮を世界で最も統制された国家に運営してきた」と指摘した。

同誌は世界最悪の独裁者に、昨年に続き今年もスーダンのオマル・バシール大統領を選んだ。同氏には、人種・宗教の理由から18万人以上を虐殺した容疑がもたれている。第3位にはミャンマーの独裁者タン・シュエ議長を選び、昨年4位だった中国の胡錦濤・国家主席は今年第6位になった。

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