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「親切タクシー」の代名詞といわれる日本MKタクシー兪奉植(ユ・ボンシク、青木定雄、77)会長と京都全日空(ANA)ホテル郭裕之(クァク・ユジ、88)会長が高麗(コリョ)大学に20億ウォン(約2億3千万円)を寄付した。
高麗大は21日「兪会長と郭会長が高麗大の日本学研究センターに発展基金の名目で10億ウォンずつ寄付した」と明らかにした。学校関係者の話によると「2人とも在日韓国人で、高麗大には縁故はないのだが、先月、学校を訪問した際、若い学生たちの覇気と可能性を感じ、人材の養成に協力したいと寄付を決めた」ということだ。
慶南南海(キョンナム・ナムヘ)で生まれ、16歳で日本に渡った兪会長は、1960年、10台でタクシー事業を始め、信用と親切を重視した日本のタクシー業界を掌握した。MKタクシーは95年、米国時事週刊誌タイムで世界1位のサービス会社にも選定されている。
先月24日には高麗大で「MKグループの経営理念と実践」というタイトルで講演を行ったが、学生たちから大きな反響があった。
郭会長は忠清南道錦山(チュンチョンナムド・クムサン)出身で18歳のときに日本に渡る。観光ホテルを開業後、ホテル業界に従事してきた。
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