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20日に最終回を放送した民放SBSテレビ(ソウル放送)のドラマ『プラハの恋人』が、撮影時に徳寿宮(トクスグン)の外壁を傷付けたことで物議をかもしている。外壁を含む徳寿宮付近は史跡第124号に指定された文化財。
徳寿宮管理所が22日伝えたところによると、ドラマの制作スタッフは20日午前3時ごろから「徳寿宮石垣通り」と呼ばれている徳寿宮の外壁に数百枚の黄色い紙を貼りつけた。およそ100メートルにわたって貼られたという。主人公キム・ジュヒョクがW主演の全度妍(チョン・ドヨン)にプロポーズするシーンのためだった。黄色い紙には世界各国語で「愛している」との言葉が記されてあった。
しかし、ロマンチックなシーンとは正反対に、そのこん跡は全然美しくなかった。紙を貼るとき接着剤を使ったため、ドライバーなどを動員し剥がさなければなかったからだ。その結果、外壁一部がひどく傷付けられた。徳寿宮側は「深刻な状態の所は約3カ所」とし「一部は取りはずし、復元しなければならないものと見られる」と話した。
撮影許可の過程をめぐる議論も広がっている。イ・スヨン管理係長は「18日午後『ポスト・イット』30枚余を貼ると言われて撮影を許した」とし「接着剤を使うのを知っていたら許可しなかっただろう」と話した。制作サイドは22日、ドラマのオフィシャルサイトに謝罪の文を掲載し「即時に原状復旧のための責任を取ることを約束した」と伝えた。
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