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【記者ブログ】北朝鮮が提供した50万キロ走行ベンツ

離散家族再会行事を取材するために金剛山(クムガンサン)に行って来ました。それなりに南北関係現場取材のために10年以上駆けずり回っていると、訪北取材時は「記者団団長」という肩書きが付いたりします。今回はハン・ワンサン大韓赤十字社総理ら何人かの関係者とともに出入国の手続きと税関検査の免除を受けるという優遇措置をしていただきました。



北朝鮮側は南北関係行事の際に、してくれることがいくつかあります。記者団団長に専門ガイドつきのメルセデスベンツを配車することはそのうちの1例です。え? と少々理解しにくいでしょうが、北朝鮮としては記者に対しての1つの気配りということではないかと思われます。


記者団長に配車されるベンツはエンジ色。20台という長い列をなした離散家族たちのバスの前に北側護送車と6~7台のベンツが行列を作ったのでした。ソウルでは10年超えた中古車に乗る私としてはちょっとした経験で、大変ありがたかった(?)のであります。

ところでそのベンツを見ると、ちょっとわびしく思うところがあります。まず見掛けです。エンジ色とは言いましたが、きらきら輝くコーティングされたそんな塗装ではございません。光沢などないエンジ色のペンキをただ塗ったという感じです。前のラジエーターグリルはなんとか壊れておらず、ベンツの象徴である「三脚型」エンブレムは光り輝いています。

ところが後方を見るとベンツのエンブレムを誰が持っていってしまったのか、穴が3つだけいやらしく残っています。タイヤにはホイールキャップがなく、実に格好つかないという感じです。幸い、タイヤは新しく交換したらしく、よかったです。ちなみに米国製「GOODYEAR」でした。

車のドアを開けて入るとくすんだ古い布でくるんだシートが目に入って来ました。あ…床に目を移すと、昔、田舍で使っていた薄っぺらな花模様オンドル(床暖房)の床マット、あれを切り取って敷いているではありませんか。

計器盤を見ると走行距離が50万キロを過ぎていました。運転手さんにお聞きしたら「部品がなくてほかの車の部品を持ってきたり補修したりして使う」と言っていました。再会行事に参加したある当局者によると「一度、あのベンツのドアを開けたらドアがはずれてしまって、なんとかかんとか閉めて反対側から乗ったことがあった」ということです。

問題は冬です。ラジエーターがなくて寒くないかですって? いいえ~ベンツに暖房がないなんて考えられますか。問題はそう、排ガスなのです。窓をぴったり閉めて少し走ると車中に排ガスが入ってくるのを感じることができます。目が痛くなって呼吸もちょいと困難になってしまうほど息苦しいのです。驚くのは目が痛くてほかのことまで考えられなくなっている小生とは違い、北側ガイドや運転手は何食わぬ顔であれこれ話しかけてくることです。ずいぶんとお慣れなんですね。その状況に。

もちろん平壌には最新型高級ベンツがあります。この前の4月、開城(ケソン)での南北次官級会談の北朝鮮代表はきらめく最新型ベンツでお出ましでした。しかし相変らず20~30年ほどの旧型ベンツが主流です。南浦(ナムポ)には韓国側の平和(ピョンファ)自動車がフィアット社のモデルを「フィッパラム(=口笛)」という乗用車として生産します。1日も早く北側にも自国のブランド工場ができて古いベンツではなくなったらいいなと思います。



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