大きなチャンピオンベルトを前に置いたが、エメリヤーエンコ・ヒョードル（ロシア）の姿は痛々しかった。左目ははれてふさがり、唇、あご、鼻など顔は傷だらけだった。

２８日の世紀の対決でミルコ・クロコップ（クロアチア）を破り‘最強’を守ったヒョードルは、２９日、日本東京のセンチュリーハイアットホテルで行った記者会見で、「昨日の試合には満足している」と語った。


ヒョードルは「クロコップは優れた才能を持つ選手」とし、「試合序盤に額から出血し、実力をすべて発揮することはできなかった」と惜しんだ。


ヒョードルはまた「機会があれば韓国で試合をしたい。韓国ファンのために必ず勝つ」と語った。

一方、ＰＲＩＤＥを主管するドリームステージエンターテインメント（ＤＳＥ）の榊原信行社長は「早ければ来年２月に韓国で大会を開催する予定。尹東植（ユン・ドンシック）は潜在力があり、プライドのスターに成長する可能性がある」と語った。