マンチェスター・ユナイテッド移籍後初めてとなるゴールを決めた朴智星（パク・チソン、２４）が、チームの主力に浮上している。 ファーガソン監督の信頼も厚く、ポジション確保の可能性も高まっている。

英ロイター通信と独ＤＰＡ通信は２７日、前日のマンＵのアジアツアーを伝えながら、２得点したポール・スコールズと３得点目を決めた朴智星を大きく取り上げた。

ロイターは「朴の得点でマンＵが楽に勝利を収めた」という見出しの記事で、「朴は正確なパスと攻撃的なタックルで終始、活気に満ちた姿を見せた」と評価した。 ＤＰＡは「朴のゴールでマンＵが３－０で勝利」という記事で、朴のデビューゴールを大きく報じた。


マンＵファンも球団ホームページ「トーキング・レッズ」の掲示板を通じて、朴への関心を表した。 あるファンが「朴がオールド・トラフォード（マンＵのホーム球場）に登場する時のために‘朴智星賛歌’を作らなければならない」と書き込むと、これに関する意見が９０件余も相次ぎ、「朴智星ソング」のアイデアも出てきた。

英ＢＢＣのマンチェスター球団掲示板には「朴智星は最後方の守備まで加担する。ファーガソン監督が安く獲得した掘り出し物」という意見もあった。

マンＵは２７日、日本へ移動した。 朴が日本ツアー（２８日・鹿島アントラーズ戦、３０日・浦和レッズ戦）でも目立った活躍をした場合、８月９日に開幕する欧州チャンピオンズリーグ予選と１３日の開幕エバートン戦に先発出場する可能性も高まる。