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映画音楽の巨匠・久石譲氏、「ウェルカム・トゥー・ドンマクゴル」の音楽を担当

「戦争中に起こるヒューマニズムに惹かれました」。

世界映画音楽界の巨匠、久石譲氏が19日、来韓した。 久石氏は「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」「となりのトトロ」「もののけ姫」「ハウルの動く城」など、宮崎駿監督の代表作で音楽監督を務めた‘宮崎師団’の核心人物。 その久石氏が、来月4日公開の映画「ウェルカム・トゥー・ドンマクゴル」の音楽を預かった。 韓国映画に挿入される音楽を作るのは今回が初めてとなる。


--この映画の音楽を引き受けたきっかけは?


「『シュリ』『オールド・ボーイ』『殺人の追憶』などの韓国映画を見た。 日本映画では感じれないパワーがあった。 最後まで満足しない職人精神だ。 是非、韓国映画を一度やってみたいと思った。 そう思っていると、シナリオが入った」

--シナリオを読んだ最初の印象は。

「韓国と北朝鮮の兵士が、この世に存在しないユートピアのようなドンマクゴルで友人になっていく過程が興味深かった。 戦争よりも人間に焦点を置いた点に惹かれた」

--作業中に撮影された映像を入手したというが。

「そうだ。 画面を見てこそ、作品のリズムやテンポが分かる。 映画の2次編集映像を初めて見た時は何とも言えない気持ちになった。 その中にはコメディーとアクション、極めてリアルなストーリーと幻想が調和していた。 率直に‘これは大変だ’と思った。 それでもっとやりたくなった」

--映画音楽で映画と音楽の関係は。

「悲しい場面で悲しい音楽、うれしい場面でうれしい音楽では面白くない。 黒沢明監督の『野良犬』という映画があるが、最後の場面で刑事と犯罪者が泥の中でたたかう。 しかしすぐそばの洗練された住宅では、美しい女性がピアノを弾いている。 曲目は‘ソナチネ’、とても明るくさわやかな音楽だ。 こうした音楽がむしろ、戦争で疲弊した刑事と犯罪者の内面をよく表す。 したがって映画と音楽は対等でなければならない」



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