「良い環境でよい支援を受ければムン・クンヨンのような良い女優になれるでしょう」－－。

ドラマ『秋の童話』『冬のソナタ』などで韓流ブームに大きな貢献をしている尹錫瑚（ユン・ソクホ）ＰＤが新人ハン・ソイの可能性を高く評価した。

ハンは尹ＰＤの新作で、季節シリーズ最後となる『春のワルツ』（脚本チョン・ユギョン）でヒロイン、ソ・ウンヨンの子供時代を演じる。


ムン・クンヨンも尹ＰＤに発掘され２０００年『秋の童話』で宋慧喬（ソン・ヘギョ）の子供時代の役で有名になり、スターダムにのし上がった。『春のワルツ』制作会社のユンスカラはこれまで大きく公表されなかったハンの紹介とキャスティングの過程などについて２７日、公式的に明らかにした。

議政府（ウィジョンブ）の小学校５年に在学中のハンは、焼けた肌に明るい笑みが印象的だ。児童会長をするなど、積極的な性格の持ち主だ。尹ＰＤは「ムンの純粋さに健康美が加わった役者」と明らかにした。

ハンはドラマでは天真な性格の島の少女の役を演じる。社会生活にやつれて島に逃げてきた少年と会い、美しい思い出を作る。少年はハンによって徐々に変わっていく。不意の事故で別れてしまう２人は、大人になって再開する。ハンは第３話まで出演する予定。

スタッフは今年のはじめからドラマのイメージに合う小学生を探すため、演劇塾やオーディションなどを通じてキャスティングに総力をあげた。しかし尹ＰＤの気に入る役者はおらず、撮影日程も遅れた。ある日スタッフはあるエージェンシーでハンの５年前の写真を発見し、探すことにした。そうしてハンに直接会った尹ＰＤは、その場で子供時代のヒロイン役に決め、１ケ月間の全羅道（チョンラド）方言演技指導後、４月から撮影に入った。

『春のワルツ』は来年３月ごろ放送予定。