江原道（カンウォンド）が東海（トンへ、日本名・日本海）岸にヌーディストビーチ造成を検討しているが、賛成より反対世論が圧倒的に多いことがわかった。

江原道環東海出張所は、最近、海水浴場運営関係官会議を開き、観光客の多様な欲求に対応するため、今夏海水浴場開場期間（７月１０日～８月２０日）、避暑客を対象にヌーディストビーチ造成に関するアンケート調査をすることにした。 出張所側は避暑客らの反応が良ければ来年、閑静な海辺の一カ所を、別途に定めてオープンするという方針を打ち出している。


しかしこの方針が発表されると各種インターネットポータルサイトと江原道庁ホームページ(www.provin.gangwon.kr）などには、批判の投稿が相次いでいる。


ある女性は「デジタルカメラや携帯電話で入場者の写真を撮った場合、その責任を誰が負うか」と反問した。全羅道（チョンラド）に住むあるネチズンは「地域経済を活性化しようということなら、海岸鉄柵線をまず撤去してほしい」と指摘した。

しかし「ヌード村が多い国では、むしろ性の問題が少ない」という少数賛成意見も少しずつ出てきている。

ヌーディストビーチは避暑地の差別化およびテーマプログラムの１つで、一部地方自治体で１９９０年代から議論されてきている。 しかし国民情緒などを考慮した場合「時期尚早だ」という世論が優勢で本格的に議論されていない。