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Jリーグ、横浜F・マリノスで活躍中の安は11日、中国山東省で行われたアジアチャンピオンズリーグの山東魯能との試合中、意図的に見える中国側の時間稼ぎに抗議したが、中国選手のこぶしが顔面に当たり、唇を切るという暴行を受けた。
安が暴行を受けた動画はインターネットを通し国内ネチズンに広がった。
当時の状況を総合してみると、横浜が1-2でリードされていた後半、軽い負傷をした中国選手がグラウンドの隅でしばらく横になっており、進行要員4人が担架を持って競技場へ入った。
中国選手を担架に乗せ、進行要員らがゆっくり出て行こうとするので安が抗議をするや、進行要員の1人が安に対して中指を立てて見せた。
これに激怒した安が抗議しようと進行要員に近づくと、またたく間に中国選手が駆け寄った。安を取り囲むと、ある選手がこぶしで安の顔面を殴った。暴行を受けた安は顔を覆うようにしてグラウンドに倒れた。
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動画を通し、安が中国選手らに暴行を受けた様子を見た国内ネチズンは「正当な抗議に対して、激しい悪口や暴行を加えることはしてはいけないこと」と、激昂した反応を見せた。
負けているチームの選手が時間を延ばそうとする非紳士的行為に抗議することは極めて正常なことなのに、進行要員が抗議する選手に悪口を浴びせ、選手まで暴行を加えたことは、とうてい見過ごせない仕業ということだ。
しかし「時間を引き延ばすのに抗議するのは監督の仕事で、あえて安がしゃしゃり出なくてもよかった。安が試合に没頭したあまり多少興奮気味だったようだ」とし「代表選手である安も適当に手控えることができる知恵が必要だ」という指摘もあった。
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