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JR職員ら、日本最悪の列車事故から3時間後にボウリング

兵庫県尼崎市でJR福知山線の脱線事故が起き、107人の死者が発生した先月25日当日、JR西日本天王寺車掌区(大阪市天王寺区)の職員43人が、救助作業にあたらず、ボウリング大会を開いていたことが分かった。

それらの「モラルハザード(道徳的危険)」に憤怒する声が高まると、同社・垣内剛社長は5日未明、緊急記者会見し、陳謝した。事故発生の直後、現場で救助作業が行なわれていた時刻に、事故現場付近の天王寺車掌区では、責任者などJR西日本の職員43人がボウリングを楽しんでいた。

ボウリング大会は、事故発生から3時間後の正午から約1時間30分にわたって行なわれた。大会の後、22人は、付近の食堂でテレビの生中継を通じて、事故現場の救助作業を見ながら、酒を飲み、昼食まで取った。それらは、大会を開始する前から事故と状況を認識していたが、大会を取消さなかった。


また、事故列車に乗客として乗っていた同社の運転手2人が、事故を認識していたにもかかわらず、救助作業にあたらず、勤務先へ向かった事実も確認された。垣内社長は「情けなく、残念な思い。申し訳ない気持ちでいっぱいです」と陳謝した。同社は、区長や大阪支社長らを処分する方針。



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