「フェアウエーはでこぼこで、グリーンは遅かった。 ホールの旗竿は曲がった白いプラスチックだった。 2つのホールには旗竿もなかった。 突然、前方の組が立ち止まった。 ヤギの群れがフェアウエーに入り、プレーが中断したということだった。 ヤギ使いが後ろからトコトコと走ってくる姿も見られた」。
北朝鮮唯一の18ホールのゴルフ場である平壌(ピョンヤン)ゴルフ場だ。 文を書いた人は米ゴルフ専門誌「ゴルフダイジェスト」の国際担当編集長、ジョン・バートン氏(英国人)。 バートン氏は昨年4月に開かれた第1回北朝鮮オープン(North Korean Open)ゴルフ大会に出場した。 そして最近発刊された同誌5月号に参加記を書いた。 タイトルは「闇の心臓部でのゴルフ(Golfing in the Heart of Darkness)」。
この大会の北朝鮮式表現は「2004年平壌ゴルフ遠征競技」だった。 北朝鮮で開かれた初めてゴルフ大会で、8人が出場したイベントだったという。 勝負も18ホールではなく9ホールの競技結果で決められた。 主催社は英国人が運営する旅行会社「高麗ツアー」(中国北京所在)。 平壌駐在英国大使のデビッド・スーリン氏とバートン氏を含む英国人5人と北朝鮮人3人が参加したという。
バートン氏はゴルフ場をこのように紹介した。 「パー72の平壌ゴルフコースは、10年前、北朝鮮の親愛なる指導者、金正日(キム・ジョンイル)が生涯初めてのラウンドで、5度のホールインワンを含む38アンダー、34をマークしたと伝えられるゴルフ場だ。 8車線の閑静とした高速道路に乗って平壌から南に25キロほど離れた所にあるこのゴルフ場はガラガラで、寂しいクラブハウスは電気が切れて暗かった」。
バートン氏は「松、桜、桃の木が茂った中で、レンギョウが見事に咲いているコースは幻想的だった。 ゴルフ場を囲む石泉(ソクチョン)山と台城(テソン)湖の景色も素晴らしかった」と、美しい景観も紹介した。
バートン氏はまた「女性キャディーらは清潔な感じでかわいく、礼儀正しかった。 平壌ゴルフコースは世界のどの有名なコースにも劣らず、その日のラウンドは素晴らしい経験だった」と文を締めくくった。 優勝は9ホールで43をマークしたバートン氏だった。
第2回北朝鮮オープンは6月4~8日、同じ場所で開催される予定という。
北朝鮮唯一の18ホールのゴルフ場である平壌(ピョンヤン)ゴルフ場だ。 文を書いた人は米ゴルフ専門誌「ゴルフダイジェスト」の国際担当編集長、ジョン・バートン氏(英国人)。 バートン氏は昨年4月に開かれた第1回北朝鮮オープン(North Korean Open)ゴルフ大会に出場した。 そして最近発刊された同誌5月号に参加記を書いた。 タイトルは「闇の心臓部でのゴルフ(Golfing in the Heart of Darkness)」。
この大会の北朝鮮式表現は「2004年平壌ゴルフ遠征競技」だった。 北朝鮮で開かれた初めてゴルフ大会で、8人が出場したイベントだったという。 勝負も18ホールではなく9ホールの競技結果で決められた。 主催社は英国人が運営する旅行会社「高麗ツアー」(中国北京所在)。 平壌駐在英国大使のデビッド・スーリン氏とバートン氏を含む英国人5人と北朝鮮人3人が参加したという。
バートン氏はゴルフ場をこのように紹介した。 「パー72の平壌ゴルフコースは、10年前、北朝鮮の親愛なる指導者、金正日(キム・ジョンイル)が生涯初めてのラウンドで、5度のホールインワンを含む38アンダー、34をマークしたと伝えられるゴルフ場だ。 8車線の閑静とした高速道路に乗って平壌から南に25キロほど離れた所にあるこのゴルフ場はガラガラで、寂しいクラブハウスは電気が切れて暗かった」。
バートン氏は「松、桜、桃の木が茂った中で、レンギョウが見事に咲いているコースは幻想的だった。 ゴルフ場を囲む石泉(ソクチョン)山と台城(テソン)湖の景色も素晴らしかった」と、美しい景観も紹介した。
バートン氏はまた「女性キャディーらは清潔な感じでかわいく、礼儀正しかった。 平壌ゴルフコースは世界のどの有名なコースにも劣らず、その日のラウンドは素晴らしい経験だった」と文を締めくくった。 優勝は9ホールで43をマークしたバートン氏だった。
第2回北朝鮮オープンは6月4~8日、同じ場所で開催される予定という。
この記事を読んで…