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OECD調査「韓国生徒、学習到達度は良いが幸福でない」

「韓国の生徒は、学習到達度は立派だが、幸福ではなさそうだ」。韓国を訪問中の経済協力開発機構(OECD)教育局・ヒューゴニア副局長は「韓国生徒は、数学への興味度や学習の動機が非常に低いなど自分で主導する学習能力が足りないほう」だと評価した。

教育開発院の教員政策関連セミナーに出席するため訪韓した同氏は、8日、教育資源部で、OECDが行った03年学習到達度調査(PISA、40カ国・地域の15歳を対象に実施)の結果を説明する際、このように指摘した。同副局長は「韓国生徒は、全体的な学習到達度が高く、上位グループ生徒の実力も高いうえ、社会的背景による格差が少なく理想的」とし「だが、生涯学習が強調される時代に、自ら勉強する能力を育てるためには、学習への興味を高めなければならない」と話した。

また、社会的背景による格差が少なく学習到達度も高い国家のうち、韓国と日本だけが、生徒の数学への不安感が大きい、と強調した。続いて、韓国は、学校内学習到達度の格差はOECD加盟諸国の平均レベルだが、学校間格差はOECD28カ国のうち10番目で、比較的大きい、と指摘した。 

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